オーセロワ・トゥーニベルグ[2024]ゲブリューダー・マティス【ドイツ　バーデン　白ワイン】

【オーセロワ・トゥーニベルグ】
VINUM WINEGUIDE2025　90points
畑・土壌：Lengenthal、トゥーニベルグの石灰質 収穫：9月20日、100％手摘み
醸造・熟成：全房のまま天然酵母による自発的な発酵。6か月間500リットルの樽で熟成。新樽0％。濾過せず。瓶詰め前にごく少量SO2添加。　アルコール度数：12.0％　残糖：0.2g/L　総酸度：5.1g/L 生産者より：リンゴ、花梨、白い花を思わせるアロマ、軽いナッツの風味が加わります。非常にジューシー、果実味が繊細でほどよく抑制された酸味があります。舌の上で溶けるようなフィニッシュが長い余韻を素晴らしく引き立てます。

開放的な2023年と対照的に冷涼な酸を軸とした2024年。磨き抜かれた日本刀のようなソリッドなオーセロワの美点が感じられる仕上がりです。硬さのある白桃やメロンの果肉、わずかにスモークを思わせる樽香スワリングするとじわりじわりと溢れる熟した柑橘の気配。果実の中心に引き込むような冷ややかで硬質な酸の核。中間から後半にかけて静謐な世界は秘めたるポテンシャルの存在証明。荘厳な教会に足を踏み入れたかのように荘厳な気配に満ちた沈黙。硬質ながら鋭角さのない酸、気配を残して上向きに消えていく。（2025年12月　インポーター）


【湘南ワインセラーのコメント】
ブルゴーニュ愛好家の心を一瞬で掴んだドイツの新世代『ゲブリューダー・マティス』が、今回も極少量入荷しました。

前回は入荷直後に完売してしまい

「もう1本買っておけばよかった」

という声を何度もいただいた生産者です。

今回は、シュペート・ブルグンダー（ピノ・ノワール）のエントリーとなる
「カルクベーデレ」2023年、
村名ラインの「トゥーニベルグ」2022年、
そして最上キュヴェ「ローゼンロッホ」2021年が少量届いています。

◎白ワインは「オーセロワ・トゥーニベルグ」2024年のみ到着！！

ピュリニーを思わせるエネルギーと骨格。
冷涼な酸を軸とした2024年。めちゃくちゃ魅力的です！！

「これは凄い、ありえない価格！！！！！！」

４千円台ですから驚きです…

白も、やはり只者ではありません。

ブルゴーニュの価格高騰で、
こうした体験がどんどん難しくなってしまった今。
その“受け皿”として、
ドイツの新世代が本気で注目されている理由を
この生産者は明確に示してくれています。

『ヴァーゼンハウス』に続く衝撃。
オルヴォーさんが発掘した、まじでヤバい新人です。

全種類揃えても、まだ価格的に現実的なのが本当にありがたい存在です。